吉野源三郎『漫画 君たちはどう生きるか』を読んだ

本屋に行くと，最近はこのメガネボウズの顔ばかり見る上，研究室の本棚においてあったので，読んでみた（個人的には名探偵のメガネが好きだが...）．

漫画 君たちはどう生きるか

漫画なので，サラッと読めると思っていたが，この手の漫画特有の注釈部分が長いタイプで，以外に読むのに想定以上に時間がかかった．

本の内容は，いじめなど学校や社会で起きる典型的な問題を扱いながら，主人公を通して生き方を問うというものだった．

正直，私はこの本を読んで何かを得たとは思えなかった． っというのも，私も何度か虐められた経験があるので，その時に色々考えて至った結論や経験とほぼ同じことが書いてあり， 今の自分には当たり前のことを，冗長に書いてあるようにしか思えなかったからだ．

本の内容は至極正論なのだが，それ故に私にとっては退屈な内容に思えた．