合理主義的グルメブログ

学生起業家の日常をツラツラと書いています。主に食事情報です。

映画大好きポンポさん

現在公開中の『映画大好きポンポさん』を見てきました!

映像のクオリティから、ストーリーまで全てが素晴らしいものでした。

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映画館で観賞後に、全てを忘れ外に出た時に入る前と景色が大きな変化に驚くという感覚(わかる人に伝われ)に陥ります。

 

この映画はタイトル通り、1本の映画をゼロから作る話です。

主人公は学生時代から映画が好きで、青春そっちのけで映画に打ち込んでいる生粋のヲタクです。そんな主人公が念願かなって監督になり、自分の納得する映画をトラブルを乗り越えて形にしていきます。

 

最初から最後まで、映画一色ですが、ストーリーは映画好きな人向けというよりは、もっと多くの人に向けたものです。

言うなれば、全ての社会不適合者に向けた映画です。

 

創造的活動には犠牲を伴う、孤独の必要性、自分自身の哲学を持つ大切さ、そんなクリエーターにとって大事なものを教えてくれます。

この映画と映画の中で作られる映画には、はっきりしたメッセージが込められており、それを考え抜かれた演出によって伝えています。

 

映像美、ストーリー、メッセージ、演出において、全てが洗練された映画でした。

この映画はアクション重視でないので、劇場で見る必要はないかと思われますが(私も最初そう思っていました)、シアターで見ることをオススメします。

完成度が非常に高い映画なので、日常のゴタゴタから隔離されたシアターで見ることで、この作品を深く味わうことができ、その価値のある作品です!

 

PS その後、2回目も見に行きました