落合陽一「超AI時代の生存戦略」を読んだ
落合研究室に入って1年以上が経過しているが,まだ自分のボスの著書を読んだことがなかったので読んでみた.
友達からは「魔法の世紀」から読むことをオススメされたが,
たまたま,研究室に置いてあった「超AI時代の生存戦略」を読むことにした.
超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト
- 作者: 落合陽一
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2017/03/18
- メディア: 単行本
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本の内容は,サブタイトルにある"シンギュラリティに備える34のリスト"とあるように,細かい章立てで,テンポよく読み進められた.
正直,研究室に所属しているので,「先生がいつも言ってることだなぁ」って感想が大半で,目新しい発見などは多くなかったが,内容がよくまとまっていて,いつも聞いている話をより深く理解できたと思う.
そんな中でも,印象に残っている部分は,68ページの「ギャンブル・コレクション・心地よさ」の章だ.
射幸心としての「ギャンブル的な報酬」と,収集欲としての「コレクション的な報酬」.それと,より体感的な「心地よさの報酬」というもの(中略).これら3つの報酬が,物事の継続性を生む.
こういうことは,普段の話からはあまり聞かないので,印象深かったし,素晴らしい考えだと感じた.