『論語と算盤』を読んだ
ときどきオススメされるので,読んでみました.
- 作者: 渋沢栄一,守屋淳
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/02/10
- メディア: 新書
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よくよく考えると当たり前のことも,順序立ててしっかりと説明されており,非常にためになりました.
たくさんのためになる教訓があったので,いくつか紹介します.
名声とは,常に困難でいきづまった日々の苦闘のなかから生まれてくる.失敗とは,得意になっている時期にその原因が生まれる
小さなことは分別せよ.大きなことには驚くな.
成果をあせっては大局を見ることを忘れ,目先の出来事にこだわってはわずかな成功に満足してしまうかと思えば,それほどでもない失敗に落胆する
強い意志のうえに,聡明な知恵を持ち,これを情愛で調節する.さらに三つをバランスよく配合して,大きく成長させていってこそ,初めて完全な常識となるのである.
賢者は,貧賤な境遇にいても,自分の道を曲げない