合理主義的グルメブログ

学生起業家の日常をツラツラと書いています。主に食事情報です。

温度と圧力の関係

 勉強していて,「加えられた熱がすべて外部への仕事Wに変わったら,内部エネルギー一定 = 等温変化 = 等圧変化じゃね〜の?」って,思ってて間違っていたので,考えをまとめときます.

 

今までの僕

内部エネルギーって,要するに温度でしょ.

温度って,分子の運動エネルギーでしょ.

圧力って,分子がどんだけ壁ドンするかってことっしょ.

  1. 熱が与えられる
  2. 温度が上昇(内部エネルギー上昇)
  3. 圧力上昇
  4. 体積増大(ここで仕事してる)
  5. 温度低下(温度が一定に保たれる)
  6. ついでに圧力も低下(圧力が一定に保たれる)

ってことは,等温変化=等圧変化では!!(←間違い)

 

理解したときの僕

  1. 熱が与えられる
  2. 温度が上昇(内部エネルギー上昇)
  3. 圧力上昇
  4. 体積増大(ここで仕事してる)
  5. 分子の運動エネルギーが低下
  6. 温度低下(温度が一定に保たれる)
  7. ついでに圧力も低下

 これは,おk.

温度は上昇して低下して,元の値に戻るが,

しかし,ボイルの法則(Boyle's law)よりpV=kなので,

圧力は上昇して低下して,元の値より小さくなる(←体積が増えるから)

 

考えれば,当たり前のことです.

しかし,今まで感覚的に理解しやすいものに頼りすぎていたせいか,上昇低下の2値で考えていたために,簡単なことに気づけませんでした.

これからは,数値的感覚も磨いていきたいです.