合理主義的グルメブログ

学生起業家の日常をツラツラと書いています。主に食事情報です。

Wiener's Attackについて

前回の記事で、Wiener's Attackについて後回しにしたので、

今回はその話題です。

Wienerさんが発見したこの方法は、RSAの仕組みに関わってきます。

 

詳しい説明は、以下の二つの記事を順に読むときっと理解できます。

d.hatena.ne.jp

elliptic-shiho.hatenablog.com

 

まだ、スラスラ説明できるほど消化できてないので、

Wiener's Attackのコンセプトについて書きます。

 

まず、RSA暗号は、2つの巨大な素数を利用した暗号です。

そのため、公開鍵は2つの素数の積(Modulus、以下 n)ですが、

もう一つ、publicExponentというものがあります(以下 e)。

平文をaとすると、

    a^e mod n

を計算すると暗号文が作れます。

復号時には、Modulusと秘密鍵のprivateExponent(以下 d)というものがわかれば復号できます。

詳しくは、上記のリンクを参照してください。

 

こうやって、余りを求めれば、通信時の容量が抑えられます。

しかし、数式的な条件が加わるため、秘密鍵dの生成条件が加わります。

ここに隙が埋めれます。

この隙をついたのが、Wiener's Attackです。

ある程度、条件がそろうと(eが大きいなど)、

公開鍵から秘密鍵を逆算できてしまいます。

 

 

 

 

こんな感じで理解したけど、合っているのかな...

ご指摘、よろしくお願いします。