リチャード・P・ファインマン『ご冗談でしょう、ファインマンさん<下>』を読んだ
少し期間が空いてしまったが,『ご冗談でしょう、ファインマンさん<下>』をついに読み,上下巻あわせて読み終えることができた.
- 作者: リチャード P.ファインマン,Richard P. Feynman,大貫昌子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/01/14
- メディア: 文庫
- 購入: 24人 クリック: 122回
- この商品を含むブログ (169件) を見る
ファインマンの好奇心の強さと,それを原動力とした探究心にとても感銘を受けた.
豪華な登場人物と共に書かれる愉快なエピソードは,読んでてとても楽しめた.
本の最後にある解説に書いてあるこの一節がファインマンの強さをよく表していると思った.
彼の特異な天分は,頭の中の問題をすっかり解ききるまで休みなく考え続ける能力にあった.彼の直感の力は他の誰のものよりも強く,長く持続した.それが彼を偉大にしたのだと思う.