鈴木誠治『儲かる物理 ~人生を変える究極の思考力~』を読んだ
物理学は高専時代から好きな科目の一つだったが, 「物理って何の役にたつの?」っという質問に,(具体例はいくらでもあるのだが)ズバッと一言で言い切れないことがあり,この本を読んでみた.
- 作者: 鈴木誠治
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/11/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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結構可愛い表紙だが,内容はなかなか面白かった.
高校物理の復習をしながら,金融システムとの関連を示しながら,わかりやすく解説されていた.
ほぼすべての章が,同じ構成であるため,物理的思考を繰り返し学ぶことができ,頭に残りやすく,私にとって,とてもよい本だった.
特に第9章の「核反応」と「不動産投資」の関係性の話は非常に興味深かったです. 物理と金融は,頭では何となく似ていることはわかっていたが,この本のように体系化していると非常にスッキリとまとまっていることがわかりました.